冨田久美 雑記

のんびりマイペース雑記です。音楽の事、美味しい事、その時々に感じた事を記します。

先日、掛け軸や巻紙に書かれた「書」を
たくさん見る機会があった。
 
習字に、たしか小学校3年4年辺りで
不真面目に通ったことがあったが、その後
この歳まで、ちゃんと見る機会はなかった。
 
で、今回 読むのでなく(と言うか読めない)
見てみると、なかなか面白かった。
まず、全体のバランスや字体から受ける印象が
それぞれ違う。
よくよく見てみると、筆の入るところ 出るところ
力の入ったところ 墨をついだところ が
リズムを持っている。
 
また、それを見た上で全体を見てみると
この人は、几帳面でちまちま
この人は、勢いがあって、しかも知的
この人は、丸い性格??? 等
会ったこともない、江戸時代の人達が
書 を通して、そこに立ってるような
面白さを感じた。
 
現代だとCDに誰の歌でも残すことが
でき、それを聴くと その人となり が
わかるけれど、こういう記録からたどる。
これも興味深い・・・・。