今まで、歌を唄うことには、父の影響は
何もないように思っていた。
でも、思い起こすと、、、。
家には、私が赤ちゃんの時から
四脚つきステレオがあって、もっぱら
父の好きだった「黒人霊歌」を聞かされて
私は小学生になった。
小学生になって、音楽の盛んな学校の先生に
児童合唱団に入ることをすすめられ、
テストを受けたら、するする入団。
合唱なんてしたことなかったのに、と
思っていたけれど、ずっとレコードで聞いて
いたのは、まぎれもないコーラスだった。
別に、クリスチャンでもなんでもなかった父は
大学生の時に教会でコーラスしたり、クリスマス
キャロル唄ったりしていたらしい。
そうすると、私がtake6というアカペラグループ
好きなのも、初めは合唱だったのも、大人になって
英語のJazz vocalに興味をもったのも、これは
偶然では、なかったのかもしれない！
両親が、結婚した頃の写真を見ながら
ー何もない部屋に、丸いちゃぶ台とそのステレオだけあるー
目に見えない「つながり」を感じました。
