自分の声を意識したのは、
小学校3年の時だった。
声 と言っても、しゃべる声ではなくて
唄う声のこと。
この頃、NHKの児童合唱団で唄い出し、
パートを決めるときに、アルト、しかも
一番低い方の2ndアルトと言われた。
なんだか、すんごく がっかりしたのを
覚えている。
やっぱり、花形はソプラノでしょう?!
しかも、パート練習始めると、音の動きが
低いところで、変な音ばかり楽譜にあるし・・・
その後、クラシックの声楽を習った時に、
やはりソプラノではないが、ものすごく低い声
でもない と言われた。
つまり、中途半端という事だ。
で、ジャズボーカルを始めよう と20代
前半で唄いだした頃、声が軽くて、しかも
細いのでジャズ向きではない と言われた。
私の声質って、何にも向かない、なんだか
哀しいわ~と最初は悲観。
でも、好きな音楽を続けるために、なんとか
ならないか と思い続けて○○年。
今でも、自分の声質がどうなのか?は、よく
わからないが、声は自分でこうなりたい と
思っていると、自分の理想に近づいていく。
年を経ることで、音域も変ってくるし
長く唄っていると、肺活量も増えるようだし。
なので、20代前半で、
「私の声では、唄うことは無理」なんて
諦めない方がいいに決まっている!!
今日は、やや老婆心の私。